《PLAY+STAYのボール別大会のガイドラインです》 =その2=
コンセプトはとても明快です。「楽しさを第一」とし、子供たち自身がスポーツから得る喜び、
感動、友情、自立、マナー、スポーツマンシップを経験することです。

※今回の資料はPLAY+STAYを始めて1年以上のクラブの経験を構成したものとITFの最新の資料の一部を紹介します。
  (協力:アートヒルTC, TTC, 昭和の森TC )

※コートについてはダウンロードページにあるPLAY+STAYパンフレットをご参照ください。   (その1はこちら⇒)

ガイドライン1

1.テニスの更なる普及のためにPLAY+STAYを活用するための提案

  • スクールでの単発的なイベント開催からクラブの垣根をこえて地域での
     イベントを計画する。
  •   ・例えば夏祭りや盆踊りの会場で、町内会の行事のひとつとなるような試み。
  •   ・ショッピングセンターの目抜きどおりや駐車場の一角(安全第一)で。
  •   ・地域の体育館、小学校、△△センター、いきいきプラザの活用。
  •   ・市民大会などで90分ぐらいコートを確保してもらう。
  •   ・要は「テニスの日」のミニ版、地域版で真のテニスフェスタを目指し、来てもらう
       スタイルから出かけて行き、ともに創り上げるスタイルで。
  • イベントの際のゲーム方法(例えば親子、祖父母と孫などのペアで)は:
  •   ・スポンジボールまたはレッドボールで
  •   ・セルフラリーを1回交代で。2人の分を足し算で。
  •   ・同様にボールつき交代で。足し算で。
  •   ・スプーンレースやハンバーガーレース(ペアでボールをラケットでサンドに)
  •   ・コーチ役のひとが最初だけ球出しによるポイントゲーム、チーム戦も。
  •   ・新しいテニス層を掘り起こすために地域のテニスクラブやスクールの合同
       での開催。
  • 新しいテニス層を掘り起こすために地域のテニスクラブやスクールの
     合同での開催を企画する。


ガイドライン2

2.PLAY+STAYをさらに広げ理解してもらうためにこころがけていること

  • ▼低年齢のレッド、オレンジ対象の大会では、とりわけ勝敗重視でなくだれでも気軽
     に参加で出来てゲームを楽しめる方法を採用している。(試合数、時間、参加賞)
  • ▼大会を開催すること自体がPLAY+STAYの普及につながるが、開催時に両親
     (引率者)にPLAY+STAYのメリット(特にレッド、オレンジの道具やコートのサイズ)
     を掲示して認識を深めてもらっている。
  • そのためには、まずスタッフがそのことを十分理解しているように努めて
      いる。


ガイドライン3

3.こんな大会(テニスフェスタ)を開いて喜ばれています!

  • ▼参加者はスクールの内外から、開催時間は2時間
  • レッドグループ
  •   ・Warm-Upとしてボールやラケットを使ったコーディネーショントレーニング。
       個人戦でなくチームにわけて、7P先取のチーム戦(団体戦)。
       勝ちチームに1P加算(コーンなど)し、総合点で争う。
       子供たちの友情、チームワークを育むように。
  • グリーングループ
  •   ・Warm-upとしてダブルスのチャンピオンゲームを行い子供たちの様子をみる。
  •   ・後はレベルにより、2ゲーム先取や、4ゲーム先取でなるべく沢山できるように
       する。
  •   ・個人表彰はしないで全員に参加賞をわたす


ITF   ITF   ITF   ITF   ITF   ITF

★ITFの情報から★

  • ITFは本年8月にワシントンで開かれた定期総会で「2012年の1月から
      は、10歳以下の大会については、イエローボールや通常のサイズの
      コートを使用しないで、レッド、オレンジ、グリーンのボールと狭いサイズの
      コートを使う」
    ことを決定。JTAは現在調査を含め検討中。
  • Tennis 10s
  • ・10歳以下のプレーヤーのための大会やプログラムのこと。これに関する簡単な
      リーフレットや96ページにわたるマニュアルはITFのHPからダウンロード
      できます。その一部やLTA(イギリステニス協会)の経験を紹介します
  • 大会(試合)について
  • ・大会(試合)は有意義な事を沢山学ぶ機会であり、達成感を呼び起こして子供たち
     の成長の過程をもたらす。またオフコートでは楽しい社交的な要素をもつ。
     早い段階での試合の経験は、若いプレーヤーとしての長期的な視点での育成をも
     助ける。勝つことは良いことだが強調すべきではない。
     全ての子供たちにとって楽しむことが不可欠なのだから。
  •  【クラブ内、クラブ内外の大会開催例からの一部】
  •    大会(試合の種類)        参加対象者
         レッド            レッドクラスまたはオレンジクラスなりたて
         オレンジ          オレンジクラスまたはグリーンのなりたて
         グリーン          グリーンクラスまたはレギュラーボールクラス
                        のなりたての人。
         年齢別ジュニアなど     (省略)
  •  【年齢や段階について考慮】
  •  1.大会の時間の目安
  •      レッド     オレンジ     グリーン   ジュニアテニス
  •      2-3hrs    3hrs     3-4hrs     1/2- 1日
  •  2.試合時間の目安
  •      7−10分   15−20分  20−35分   45−90分
  •  3.スコアーを取る人は?
  •     アシスタント  アシスタント   セルフ     セルフ
  •              またはレフェリー
  •  4.男女の区別
  •   ・ITFは、このことには気配りが必要だとのべている。男子は競争を好むが
       女子の中には男子と一緒にやりたいと望む子もいれば、そうでない子もいる。
       これは日本でも同じ傾向だが、心身の成長のカーブでは、特に西欧のこども
       たちの方が早い。日本ではレッドやオレンジの大会ではあえて男女別にする
       必要はないと思うが実践と議論を待ちたい。
  •  5.その他(表彰や親の役)
  •   ・あまり大きなものでない賞品を勝者や勝利チームに出すだけでなく、全ての
       参加者にちょっとしたもの(参加賞)がいきわたるようにしよう。
       ちょっとしたお菓子、工夫したメダル、賞状も喜ばれる。
       親の役割については、レッドクラスなどでの進行やスコアーキーパー
       (自分の子供を除いた)この機会にコートやルールのことを知ってもらうこと、
       こどもたちが自分で経験し成長する過程を少し離れたところからみまもること。

  • (注)これらの項目についての記述は日本の現状にあわせ一部の紹介に
      とどめたり要約しています。(文責 橋爪 功)